新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 学生運動の高揚を 三里塚現地闘争本部員 二川 光

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週刊『三里塚』02頁(1135号02面03)(2024/05/13)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 学生運動の高揚を
 三里塚現地闘争本部員 二川 光

(写真 メーデーは闘いの日だ 5・1新宿 ストを闘う労組を先頭に新宿の街を行進した)

 今年は例年より暑いらしく、熱中症対策は万全にしないと倒れてしまう状況です。水筒かペットボトルとタオルは必需品になっています。暑さを乗り切るために三里塚野菜を食べて日々の英気を養いましょう。
 世界は激動情勢です。アメリカの学生を中心にしてガザ大虐殺に対する抗議行動がキャンパスからの学生の決起を生み出しています。逮捕や処分を恐れずに学内でガザ連帯のキャンプを張る姿に私自身が勇気づけられています。この闘いはアメリカだけでなく全世界のキャンパスで学生が同じように決起しています。戦争を止める先頭にいるのはいついかなる時も学生運動の高揚だと感じました。全学連の学生がその先頭に立っています。この闘いの高揚を日本においても更に拡大させていきましょう。
 日本において一番重要なのは日米安保同盟を粉砕していく闘いであり、沖縄の人々とともに中国への侵略戦争を絶対に阻む実力闘争の高揚をなんとしても作り出すことです。
 岸田は4月10日の日米首脳会談で日米同盟の「中国侵略戦争同盟」への転換をバイデンと合意し、そのための大軍拡の強行、南西諸島の軍事拠点化、そして米軍と並んで自衛隊が戦闘任務を担うために不可欠な「指揮統制機能の連携強化」などを確認しました。続く11日の米議会上下両院合同会議での岸田演説では、基軸国として世界に君臨し続ける力を失いつつあるアメリカ帝国主義の最重要の「グローバル・パートナー」として、日本帝国主義が米帝と並んで世界戦争の主体になっていくことを宣言しています。だが岸田は、このような戦争に向かっての凶暴な突進とは裏腹に、国内では労働者階級人民の激しい怒りに包囲され、政治支配の危機を深めています。
 岸田がやろうとしていることは戦争のために国内の反戦運動をたたき潰すことです。「沖縄を二度と戦場にさせない」という沖縄人民の固い決意と不屈の闘いと連帯し、安保・沖縄闘争の大高揚をかちとらなければなりません。「体を張ってでも戦争を止める」という人民の決意に依拠して5月15日の沖縄闘争を闘い抜きましょう。国家権力との激突を作り出し、どんな弾圧にも屈せずに闘いを継続し貫徹しましょう。アメリカをはじめ全世界の学生や労働者とともに実力闘争を徹底して追求し、60年70年の安保闘争を超える闘いを巻き起こしましょう! 三里塚現闘はその先頭で闘います!
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