有事に自衛隊使用の空港・港湾 政府が16カ所を指定

週刊『三里塚』02頁(1133号01面03)(2024/04/08)


有事に自衛隊使用の空港・港湾
 政府が16カ所を指定


 政府は、有事に備えるためとして平時からの自衛隊や海上保安庁の使用を想定した「特定利用空港・港湾」に7道県の計16カ所を選定した。
 陸自の拠点で弾薬の7割が集中する北海道から5港湾。台湾有事を想定し九州・沖縄の施設が7カ所。軍事物資の補給を想定し四国から4カ所。
 今年度の公共事業費から370億円を充て、戦闘機の離着陸のための滑走路延伸・駐機場整備や大型の護衛艦接岸のための岸壁増築や海底の掘り下げが開始される。
 地元住民の反対の声に押され、福井・熊本・鹿児島・沖縄の22カ所は見送られた。各地で軍事基地化阻止の闘いを!
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