ピンスポット 「ビキニ被爆70年」杉並で集会 世界核戦争の危機迫る 参戦国化止めるのは今だ
週刊『三里塚』02頁(1131号01面04)(2024/03/11)
ピンスポット
「ビキニ被爆70年」杉並で集会
世界核戦争の危機迫る
参戦国化止めるのは今だ
3月3日、「ビキニ被爆70年」反戦・反核・反原発!東京集会がセシオン杉並で開かれ、集会後、130人が高円寺デモを行った(写真)。三里塚から現地闘争本部員が参加した。
ビキニ事件を契機に杉並から始まった原水爆禁止運動から70年、中国侵略戦争・世界核戦争の現実化の下で反核・反原発闘争の一層の広がりが求められる。
ほらぐちともこ杉並区議は、広島8・6弾圧を自らも受けた暴処法の凶暴さを暴露弾劾した。福島からのアピールは、椎名千恵子さんが福島原発事故から13年の現状を報告し、3・11闘争への結集を要請した。
圧巻だったのは、改憲・戦争阻止大行進呼びかけ人の高山俊吉さんの講演だった。高山さんは、日米共同演習でついに中国を仮想敵国としたことの重大性を指摘した。戦前日帝が、米国を仮想敵国にしたのは1940年、つまり1年少しで開戦したのと同じ戦争突入情勢にある。今「参戦を止める」のがわれわれだ。奮闘しよう。
(大戸剛)