無実の大坂さん奪還を 救援大運動を呼びかけ集会
週刊『三里塚』02頁(1130号01面03)(2024/02/26)
無実の大坂さん奪還を
救援大運動を呼びかけ集会
(写真 大坂さん奪還を誓い団結ガンバロー【17日】)
「『懲役20年』極悪判決弾劾! 辺野古新基地建設阻止 無実の大坂正明さん救援の大運動をつくろう」大坂さん絶対奪還2・17総決起集会に参加した。無実の大坂正明同志をなんとしても奪還しようという決意と懲役20年判決を強行した国家権力・裁判官らに対する怒りあふれる集会だった。会場のセシオン杉並に結集した170名の人々は全国での大保釈運動の開始を誓い合った。
とりわけ親族の佐藤正直さんが、国家権力や職場の上司の圧力をはねのけて、でっち上げを暴くビデオを自ら作り、また新たにネットによる全国的な保釈奪還大運動を呼びかけられたのには大変感動した。大いに刺激をうけ、自分も決意を新たにした。
西村正治弁護士は、法廷では無罪しか出しようのない判決を、でっち上げであることが100%明らかになったにもかかわらず有罪、しかも懲役20年の判決を強行した裁判官らを徹底的弾劾した。現場で撮られた25枚の写真のどこにも大坂さんの姿は写っていない。これは、大坂さんの無実を証明する重要な物的証拠である。逆に有罪にする物的証拠は全くない。しかも、脅迫によるでっち上げ供述調書を作らされた当時少年だった証人は、大坂さんを法廷の場で初めて見たと証言している。裁判長も大坂さんが無実であることは十分に分かっているはずだ。しかも裁判官らは常々法廷こそ神聖な場であると言っている。法に従い真実を究明すべき裁判官らは、何十回も行った裁判で明らかになった事実を全く無視している。これでは、何のために裁判をやったのか意味がなくなる。絶対に許すことのできないとんでもないでっち上げ判決だ。裁判官らは間違って判決を出したのではない。でっち上げであることが重々わかっていながら政治的に反動判決を出したのだ。西村弁護士は、これら3人の裁判官「高橋康明、蛯原意、木村航晟」を忘れないようにと怒りを込めて訴えられた。歴史に残るでっち上げ判決を強行した裁判官だ。
大坂正明同志はこの歴史的でっち上げ判決に対して、大反戦闘争を爆発させることを強く訴えている。本人のアピールにもあるように、一人でも多くの人が、若者が反戦闘争に決起することこそが自分に対する反動判決への回答だと言いきっている。まさに、革共同罪とも言うべきでっちあげ判決を粉砕して闘い抜く大坂正明同志の革命家魂に圧倒された。大坂同志の不屈の決意にこたえるためにも世界戦争情勢下、日帝・岸田政権打倒、侵略を内乱への闘い・反戦闘争への決起と保釈奪還大闘争の決意をこの集会によって新たにした。
(三里塚現闘本部 岸本豊和)