新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 激動の24年決戦へ三里塚現地闘争本部員 二川 光
週刊『三里塚』02頁(1127号02面03)(2024/01/08)
新版・現闘員奮闘中!日誌
市東農地決戦の先頭に立つ
激動の24年決戦へ
三里塚現地闘争本部員 二川 光
(写真 ガザ大虐殺やめろ! 12・9新宿反戦デモに360人)
激動の2024年が幕を開けました。戦争の時代に対し革命を対置して闘いましょう。
死者200人以上を数え、なお増え続けている能登半島の大地震、そして羽田空港での日本航空機と海上保安庁の航空機の衝突事故は新自由主義の極限化によって社会が崩壊している現状を明らかにするものです。
政権与党・自民党の裏金腐敗による相次ぐ議員の逮捕など岸田政権は追い詰められています。今すぐ打倒しましょう。
すでにパレスチナ自治区のガザでは、人口の1%に上る2万2千人以上がイスラエル軍によって虐殺され、攻撃はなお続ています。イスラエル軍を支援するアメリカ帝国主義の足下からも連日、民衆のパレスチナ連帯デモが闘われています。さらに、労働組合のストライキ闘争が巨大な規模で高揚しています。
私たちは昨年、ガザ虐殺を今すぐやめさせるためにイスラエル軍に兵器提供している企業や、イスラエルの大学と連携する京都大学で絶対反対の声を上げました。さらなる行動を巻き起こし、ガザ虐殺を止めましょう。
昨年の闘いを振り返ると、戦争を実力で阻止する反戦闘争の本格的爆発に向けた出発の年だったと思います。
2月の三里塚強制執行を阻止する闘いから始まり、5月G7サミット粉砕闘争や8月のヒロシマ・ナガサキ闘争に全学連の仲間を中心に全力で立ち上がり、その後の不当逮捕・弾圧と完全黙秘・非転向の闘いを軸に跳ね返してきました。
10月7日のパレスチナ人民、ハマスの武装蜂起を支持するのか否かで、「戦争反対」を掲げてきたすべての勢力の態度が問われました。真にパレスチナ人民と連帯する勢力はどこかが11・19全国労働者集会の成功ではっきりしたと思います。
闘いの前進への大反革命として、かけがえのない同志である無実の大坂正明さんに対する懲役20年という超反動判決が12月22日に下されました。沖縄の辺野古新基地建設をめぐる裁判では県の敗訴が確定し、12月28日には国が代執行を強行しています。絶対に許すことはできません。
しかし、危機に立っているのは岸田政権の側です。暴力のみに依拠するしかない岸田政権を今こそ内乱的な決起で打倒しよう。
日々情勢が激変する中、60年安保闘争や70年安保・沖縄決戦を超える規模で青年や学生が膨大に決起する24年決戦にしなければなりません。世界を見れば、パレスチナ連帯デモやストライキの先頭に立っているのは青年や学生です。日本でも同じ闘いを実現できると自分は確信しています。
岸田政権は、空港、港湾など公共インフラの軍事利用をますます本格化させるでしょう。しかし、「反戦の砦」=三里塚をはじめとした反対運動をたたきつぶすことはできていません。
市東さんの農地を守る耕作権裁判を推し進め、強制執行を実力で粉砕する労働者階級・学生の闘う陣形を倍加させよう。
岸田政権は労働者の怒りを買っています。岸田は噴火山の頂上にいるのです。
岸田を倒して戦争をとめましょう。自分はその先頭に立ちます。