ピンスポット
　改悪入管法の施行阻止へ
　許されない難民排除
　入管庁に申し入れ、銀座をデモ

　12月13日、入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会の主催する改悪入管法施行阻止のデモに60人が集まった。（写真）
　デモに先立ち法務省・出入国在留管理庁への抗議・申し入れ行動が闘われた。イスラエルのガザ大虐殺に加担する岸田政権を弾劾し、「戦争遂行と不可分一体のシステムこそ入管体制だ。撤廃させるまで闘う」と宣言した。
　昨年、日本で難民に認定されたのは「過去最高」の２０２人だったが、認定率はわずか２％。今年の難民認定申請者は、すでにコロナ前を上回る１万２千人と急増している。日本には認定審査を待つ申請者を支える仕組みもない。その上、難民認定申請を３回以上繰り返す場合、たとえ難民申請中であっても強制送還を可能にするという改悪が成立したのだ。
　「強制送還するな！」「国際連帯で闘うぞ！」と銀座を進むデモに沿道から熱い共感が寄せられた。今こそ日本から巨大な反戦闘争を巻き起こそう！