団結街道
週刊『三里塚』02頁(1124号01面05)(2023/11/27)
団結街道
スマートフォン(スマホ)の普及で「紙より液晶画面」の社会が加速している。とは言え、紙が液晶画面にとって代わられることはないだろう。液晶画面は紙よりかさばるし、液晶画面を作ったり画像を映すエネルギーは紙よりはかかるからだ▼と思ってしまいそうになるが、必ずしもそうではない。紙は大量になれば液晶画面よりもかさばるし、プリントして届けるためのエネルギーは画像データの送受信で済む液晶画面よりは大だ。なるほど、紙の新聞が売れなくなっているのも納得できる(している場合ではないが)▼これまたスマホの普及で、「写真(静止画像)より動画」の社会が加速している。ただ、写真が動画にとって代わられることはないだろう。動画は写真より見るのに時間がかかる。少なくとも私は、「漫画(写真)よりアニメ(動画)」とは思わない。(盛況な「前進チャンネル」の漫画化もありうるだろう)▼ところで、写真にも動画にも絶対に必要なカメラレンズ。11・19労働者集会に向けた激闘の過程で、愛用しているカメラのレンズを割ってしまった。私が写真を撮るようになってから2度目のことだ▼1度目は数年前の8・6ヒロシマ闘争過程のことだった。「闘いの前進とレンズの破損はいずれも不可避」と観念し、早速注文した。「闘いの規模は財政に規定される」(故本多延嘉革共同書記長)。読者のみなさん。ぜひカンパを編集委にお寄せ下さい。