美味、滋養、闘魂 三里塚野菜はほかと全然違う 杉並区議会議員 洞口朋子さん
週刊『三里塚』02頁(1123号02面04)(2023/11/13)
美味、滋養、闘魂
三里塚野菜はほかと全然違う
杉並区議会議員 洞口朋子さん
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(写真 焼き芋と豚汁を手に洞口さん)
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(写真 萩原さんが芋重さ比べの結果発表)
萩原さんの畑で行われた産直のいも掘り大会に家族と一緒に参加し、豚汁に舌鼓を打つ洞口朋子杉並区議にお話を伺った。
◇
今日のいも掘り大会には杉並で産直をとられている方と一緒に参加しています。車内で、三里塚の畑のこと、市東さんへの農地取り上げ攻撃について互いに共有しながら、話が盛り上がりました。産直を通して交流の輪が広がっています。
三里塚の野菜は他とはぜんぜん違っていて、特にニンジンが大好きです。まな板にニンジンの色が染みつくくらい濃い色で、息子の食いつきも全然違います。
私は、冬瓜(とうがん)という野菜を産直を取るようになって初めて知りました。このスイカのように大きく、とても固い冬瓜にどうやって包丁を入れたらいいのかと戸惑いました。
最初、お味噌汁に入れて食べたのですが、大根のように柔らかくて、大根よりも癖がなく、食べやすくおいしかったです。カリウムも豊富だということで、むくみも解消された気がします。
連れ合いも、ナスとピーマンのみそ炒めや、オクラ、玉ねぎを使った料理を作ってくれ、白菜くらいの大きさだった息子もずいぶん大きくなりました。
畑見学では猛暑の影響で里芋などがピンチだと伺いました。市東さん、萩原さんが国・NAAと闘いつつ、大変な苦労の中で育ててくださっている野菜と反対同盟のみなさんの生き方にいつも勇気とエネルギーをもらっています。三里塚と共に、今後も戦争を止め、社会を変えるためにがんばります。
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