ピンスポット 裁判員制度直ちに廃止せよ 弁護士を先頭にデモ 「現代の赤紙」の正体暴き
週刊『三里塚』02頁(1123号01面04)(2023/11/13)
ピンスポット
裁判員制度直ちに廃止せよ
弁護士を先頭にデモ
「現代の赤紙」の正体暴き
(写真 裁判員制度は廃止だ!最高裁に向けて力強く行進するデモの隊列【11月2日】)
裁判員制度の廃止を訴えるデモ行進が11月2日、「憲法と人権の日弁連をめざす会」と「裁判員制度はいらない!大運動」の呼びかけで行われ、労働者・学生・市民ら約70人が参加した。
正午、日比谷公園霞門に集まった仲間が出発前の打ち合せを行った。
武内更一弁護士は、「裁判所が今年の裁判員候補者名簿記載通知を出すのに先んじて、本日のデモが実現できた。夏休みに小中学生を対象に少国民を作るような裁判所の企画が行われている」と弾劾。高山俊吉弁護士は、「この制度の本質は、戦争情勢下での戦争動員、徴兵制への地ならしとしての『現代の赤紙』だ。自衛隊への勧誘も強まっている。力強くがんばろう!」と訴えた。
弁護士らが持つ「ストップ!裁判員制度」の横断幕を先頭にデモに出発。霞が関一帯を席巻し、最高裁に迫る約1時間のデモに圧倒的な注目。みんなの拒否で裁判員制度は廃止できると実感した。(土屋栄作)