新版・現闘員奮闘中!日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 国際的反戦闘争を 決戦の最先頭で闘う 三里塚現地闘争本部員 二川 光

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週刊『三里塚』02頁(1121号02面02)(2023/10/09)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 国際的反戦闘争を
 決戦の最先頭で闘う
 三里塚現地闘争本部員 二川 光

(写真 10・8前段集会で訴える)


 米・NATOの国内危機が進行する中で追い詰められたウクライナ・ゼレンスキーは「ウクライナ敗北なら世界大戦だ」と国連総会で叫び、必死で武器支援の継続を呼びかけています。岸田政権は「来年1月に日本、ウクライナの経済復興推進会議を開催する」と表明しています。岸田政権を私たちの怒りで今すぐ倒しましょう。
 労働者民衆が死ぬことで成り立つ戦争であれば、そんな戦争は今すぐ終わらせましょう。戦争をやめようとしない帝国主義者を打倒する闘いに今こそ決起しましょう。
 岸田政権は戦争情勢に対応した内閣改造、汚染水放出、辺野古新基地建設を強行するための代執行攻撃など有無を言わさず暴力的に手続きを進めることで、一切の抵抗をねじ伏せ屈服させようとしています。日本のウクライナ参戦、中国侵略戦争を阻止しましょう。
 私たちは実力闘争が戦争突入の狙い、その根幹を打ち砕いて、青年や学生の結集軸になってきたことを実感してきました。23年の冒頭から三里塚強制執行阻止闘争、G7広島サミット粉砕闘争、ヒロシマ―ナガサキ闘争を闘いぬきました。この闘いの高揚から「改憲・戦争阻止!大行進」を先頭に全国各地で反戦デモが闘われる予定です。この闘いを大きくしていきましょう。
 三里塚現地は決戦局面に入っています。約17年続く耕作権裁判が大きな山場を迎えています。成田空港の事業認定が期限切れで空港公団も収用裁決申請を取り下げ、二度と土地収用法での強制収用できなくなったにもかかわらず、裁判所を使って明け渡しを求めていること自体が強制収用の蒸し返しであり絶対に認められません。NAAは旧地主の書いたデタラメな手書き図を元に「同意書」「境界確認書」をでっち上げ、市東東市さん、孝雄さんに不法耕作者という汚名を着せたのです。親子3代にわたって耕してきた南台の畑を絶対に死守しましょう。
 今年2月の強制執行阻止闘争は反対同盟、支援、学生や青年の新たな団結を作り出すことができたと思います。24時間の監視行動、座り込み態勢を構築し、反対同盟と共に機動隊と対峙・対決してきました。国家暴力に対し徹底的に闘いぬき、初めて三里塚に来た学生や青年含めて新たな団結を作り出しました。
 第2ラウンドの闘いは絶対に負けるわけにはいきません。今度こそ強制執行攻撃を実力で粉砕する闘いを実現しましょう。現闘員として2月の強制執行阻止闘争を超える実力闘争の実現に向け、農地死守決戦の先頭で闘う決意です。
 成田空港の機能強化は三里塚闘争が一貫して貫いてきた軍事空港化阻止の闘いを解体しようとする攻撃です。
 巨大な国際反戦闘争のうねりを作り出し、国境を越えた反戦闘争の爆発で帝国主義を打倒すること、そのための内乱を実現することは全世界の労働者階級に課せられた世界史的責務です。10・21国際反戦デー集会、11・19労働者集会に多くの人々を組織し、国際反戦大集会として成功させましょう。内乱・革命を今こそやってやりましょう。
(10・8前段集会での発言より)

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