三里塚営農だより
　市東さん宅
　猛暑と乾燥に苦戦

　「暑さ寒さも彼岸まで」とはいいますが、今年の厳しすぎる残暑はギリギリまでねばるようです。
　９月に入ってからの何度かの雨で、乾燥という点では畑はようやく落ち着きました。作付けを見合わせていた作物も含めて次々と作付けを行っているところですが、高温続きのため順調にはいかず苦戦しています。
　灌漑（かんがい）設備のある畑では、２度目の作付けで何とかうまく芽が出そろった人参を除いて、大根やラディッシュなどは生育不良で断念しました。春菊や玉ねぎとあわせて、改めて種まきを行いました。生き残った人参も、雑草がぐんぐん伸びて草取りに追われているところです。また、白菜の苗を準備してありますが、涼しくなるまでしばし待機中です。見るからに弱っている里芋など、これから収穫時期を迎える作物の作柄はどうなるか心配です。