ピンスポット 朝鮮人虐殺の歴史繰り返すな 大震災100年でデモ 差別・分断・排外主義許さず

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週刊『三里塚』02頁(1119号01面05)(2023/09/11)


ピンスポット
 朝鮮人虐殺の歴史繰り返すな
 大震災100年でデモ
 差別・分断・排外主義許さず

(写真 錦糸町駅前からデモ出発【9月1日】)


 関東大震災での朝鮮人・中国人虐殺から100年を迎える9月1日、約140人が集まって錦糸町南口で集会を行い、亀戸に向けたデモ行進を行いました。
 1923年当時、朝鮮人や中国人が「井戸に毒を入れた」などというデマが拡大し、政府がそれを助長しました。「不逞(ふてい)鮮人」というレッテルを張って、官憲、軍隊、また民間の自警団が6千人超の朝鮮人、800人もの中国人、さらに当時の社会主義者を虐殺したのです。団結して差別・分断を乗り越える存在である労働者人民が、虐殺に加担した歴史を二度と繰り返していけないことを誓う日です。
 この行動の前に横網町公園内にある朝鮮人慰霊碑で座り込みを行っていた仲間が、レイシスト団体「そよ風」に抗議して座り込んだままシュプレヒコールを上げたところ、公務執行妨害で不当逮捕されるという事態がありました。弾圧をぶっ飛ばして国際連帯で戦争をとめよう。
(二川光)

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