新版・現闘員奮闘中!日誌 世界から核兵器廃絶を 8・6ヒロシマに参加 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

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週刊『三里塚』02頁(1117号02面02)(2023/08/14)


新版・現闘員奮闘中!日誌
 世界から核兵器廃絶を
 8・6ヒロシマに参加
 三里塚現地闘争本部員 平井雅也

(写真 解放区と化した原爆ドーム前で岸田を徹底弾劾)


 天神峰・東峰は7月6日以来、1カ月以上にわたってまともに雨が降っていません。予報では8月9日が雨が降りそうで、また12日あたりから雨マークのついた日が連続しているので、期待しています。ただ、これまで何度も空振りで終わってきたので、まだまだ気は抜けません。里芋など弱ってきた作物も、この雨で何とか持ち直してほしいところです。
 このところの援農では、こうした日照りと猛暑の中、汗だくになって産直野菜の収穫や草取りなどに励んでいます。フランスの仲間が援農に加わってくれるということもありました。
 産直の出荷はお盆に1週休みとなりますので、それが営農の区切りともなります。じゃが芋の掘り取りは、市東さん宅ではすでに終了し、萩原さん宅でもお盆前に終えられる目途がつきました。草取りも計画的に進め、畑をキレイにしてお盆を迎えようとしています。
 7月24日は、耕作権裁判とそれに先立つ集会・デモを闘いました。千葉地裁に向けたデモでは、宣伝カーのドライバーを担当しました。裁判の傍聴闘争では、市東さん、弁護団と一体となって闘いました。耕作地の位置の間違いをめぐる背景など、説得力のある「状況証拠」をカッチリ固めて空港会社に突きつけました。空港会社の証拠隠しや、千葉地裁がそれを容認することを許さず、南台農地の強制執行を阻止していく闘いとして、重要な局面に入っています。次回の耕作権裁判は9月25日です。ぜひ集会・デモと傍聴闘争に駆けつけてください。
 さて、8・6広島に反対同盟の宮本麻子さんとともに現闘も参加してきましたよ。個人的には、何でだか広島には行けないジンクスをついに破って初広島となりました。
 ワゴン車1台で、運転を交代しながら高速を飛ばして一路広島へ。ガソリン満タンでの出発でしたが、途中で給油が必要となります。サービスエリアのスタンドはまさかの200円超えでした。下道のスタンドと比べて異様に高いので最小限の給油にとどめるよう言われていましたけれども、これほどとは。そういうわけで、最後に運転を担当した私は、給油の警告ランプの点灯に冷や汗を流しながら、高速を降りて最初に発見したスタンドに駆け込んだのでした。「ココロも満タンに」とはちょっといかない気分での広島入りとなってしまいました。
 5日夕方の集会から参加です。集会後、近くの旅館にチェックイン。みんながおそろいで「NO FARM,NO LIFE」の反対同盟Tシャツを着てるのを見て、宿の女将さんは「ノーモアでいらしたのね」。夕食は、これもまた私にとっては初めての広島のお好み焼きを食べに出かけました。
 6日は、早朝から始動です。ドーム前の集会、そして式典参加の岸田に弾劾の声を叩きつけるデモ。午後からの集会まではいくらか時間はありましたが、資料館は長蛇の行列となっていたので見学は断念しました。集会は、予定より早く始めながらもデモ出発時刻に食い込む白熱したものに。デモは青年の飛び入りなんかもありながら戦闘的に闘われました。
 帰途ではまた、給油のために深夜に高速を降りる珍道中もありつつ朝方に無事に帰り着き、この日は午後から萩原さん宅の援農に向かいました。じゃが芋の収穫を行いました。
 お盆を区切りに後半戦に突入です。10・8全国集会(成田市赤坂公園)の大結集へ。

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