ピンスポット
　千葉で反原発集会＆デモ
　汚染水放出を許すな！
　「希望の牧場」吉沢正巳さん講演

　７月17日、放射能汚染水流すな！千葉県実行委員会主催の反原発集会が千葉県弁護士会館で１１０人の参加で開かれ、その後、東電千葉支社を直撃するデモを行った。反対同盟から伊藤信晴さん、宮本麻子さん、木内敦子さんが参加した。
　集会実行委員会による闘争は前回４月に続いて２回目。集会では「希望の牧場・よしざわ」代表吉沢正巳さんがメインゲストで１時間にわたる講演を行った。
　吉沢さんは、３・11福島原発事故以来の悔しさと格闘の思いを語り、切迫する汚染水放出の策動を弾劾した。彼は、事故で被曝し殺処分命令を受けた牛を今でも飼い続けている。「牛は原発事故の生き証人、原発の存在を問い続け、命の大切さを訴える」と語る。
　続いて実行委員の吉沢弘史さんが、通常国会で成立したＧＸ法の悪辣さを暴露した。政府は、「脱炭素」を口実として原子力産業の存続・拡大を狙っている。
　最後に実行委が方針提起しデモへ。闘いはこれからが本番だ。
（大戸剛）