団結街道

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週刊『三里塚』02頁(1113号01面05)(2023/06/12)


団結街道


 「裁判官にとって一番大事な資質・能力とは何だと思いますか?」昨年8月に行われた「千葉地裁夏休み広報企画/おしえて!裁判官!」に招待された小学生の質問だ▼裁判官歴20年超の千葉地裁刑事第3部の島田環が答えて曰く「これまでに多くの裁判官と接して思うのは、他の人の意見に耳を傾け、自分の考えにこだわらず、自分が間違っていたと思ったら、素直に直し、他の人の意見を入れたり、柔軟に考えたりすることができる能力だと思います」。思わず目を疑った。数多くの裁判官を見てきたが、実態は真逆だからだ▼島田は三里塚強制執行への弾圧で逮捕された6人の仲間の勾留決定を出した。勾留理由開示公判では弁護人の質問に「答える必要はない」の一点張り。「素直で柔軟」なのは「お上」に対してであり、「他の人」には国や資本、政治家だけが入るのだろう▼さらに「報道された事実や意見が、事件の判断に影響をすることはありません」とも。これは完全にウソだ。島田は今回、前代未聞の傍聴妨害を働いた。勾留満期のわずか2日前に開示公判を設定し、18席の法廷を指定。午後に開かれる同法廷の傍聴券の抽選・配布を2時間半も前の午前に行うことを決め、弁護人にすら通知せず、大量の職員と皮手袋をつけた法廷警備員、警察官を配置した▼予断と偏見以外の何ものでもない空前の弾圧体制を敷いた極悪のウソつきヒラメ裁判官=島田環は恥を知れ!
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