三芝百景　三里塚現地日誌　2023
　３月21日（火）〜４月３日（月）

●支援連が京成成田駅前で芝山現地闘争に向け街宣を行った。（22日）
●最高裁は反対同盟のやぐら・看板の撤去をめぐる裁判で上告を棄却した。（23日）
●サンフランシスコ発成田行きの日本航空57便・B787-9型機の到着後点検で、カーボン製の部品（約80㌢幅約50㌢重さ約３㌔）がなくなっていることが判明。（23日）
●千葉県は、成田市や富里市など成田空港周辺の９市町にある農地を弾力的に民間の物流関連用地に転用できる特例を国が認めたと発表した。地域未来投資促進法に基づく県と９市町の「成田新産業特別促進区域」基本計画に同日付で国が同意した。規制緩和を生かし、県などは空港周辺での国際物流拠点の集積を目指す。（24日）
●反対同盟が呼びかける芝山現地闘争が芝山文化センターで開かれ330人が結集した。（26日）
●成田空港で機体整備をしていた日本航空のB767型機から、1370㍑の燃料が漏れ、放水路への流出が確認された。（26日）
●本田勝元国土交通省事務次官は、今月下旬に空港施設社を訪れ、同社の現副社長である山口勝弘元国交省東京航空局長を次期社長とするように求めたと報じられた。（30日）
●ＮＡＡが「『新しい成田空港』構想中間とりまとめ」を発表した。統合した「ワンターミナル」は、現在の第２ターミナルの南側に建設。工事は２期に分けて行い、約半分が完成した時に、現在の第１ターミナルをそこに移転し、第１ターミナルは取り壊す。第２期では残りの部分を建設し、完成後に第２ターミナルと第３ターミナルをこの部分に移し、第２ターミナルと第３ターミナルは取り壊す。ターミナルの完成予定は2029年３月31日。詳細は2024年度に検討し、2025年度から工事を始める予定。（30日）
●成田空港周辺住民が国とＮＡＡを相手取り、夜間早朝の飛行差し止めを求め千葉地裁に提訴した。（31日）
●救援連絡センター第19回定期総会が東京・文京区民センターで開かれ、反対同盟の伊藤信晴さんが闘う現場からの発言に立った。（４月１日）
●三里塚第一公園で花見が行われた。（２日）