ピンスポット
　幕張で武器見本市に抗議
　２５０社が兵器を展示
　戦争ビジネスを許さない

　３月15日から３日間、「ＤＳＥＩ　Ｊａｐａｎ　２０２３」が幕張メッセ（千葉市）で開催。この武器見本市にたいして、千葉県内外から集まった約３００名が抗議の声をあげた（写真）。コロナ禍の３年間は、開催は中止してきたが、前回より70社多い２５０をこえる兵器関連の企業が出展。レイセオンやロッキードマーチンをはじめ血なまぐさい軍事企業がひしめく世界最大級の武器見本市となった。これらの企業は、ウクライナの戦場で実戦投入されている最先端兵器を競い合うように展示。ウクライナのハブリロフ国防次官も参加し、日本をはじめ世界の国・企業に武器支援を呼びかけた。幕張メッセは「死の商人」たちのビジネスの場と化した。
　とりわけ、防衛予算の倍増を決めた日本の防衛装備庁や三菱などの企業はここぞとばかりにブースを構え、長射程ミサイルをはじめ、次世代戦闘機など模型や動画を展示。この武器見本市やＧ７サミットをテコに、殺傷能力の高い兵器をウクライナや紛争地域にも送れるように、法改正が狙われている。絶対に許せない。