三芝百景　三里塚現地日誌　2023
　２月21日（火）〜３月６日（月）

●ＮＡＡが「１月空港運用状況」を発表。総発着回数は2019年１月比（以下同じ）で26％減の1万6024回。このうち国際線発着回数は33％減。国内線発着回数は３％減。総旅客数は38％減の221万3323人だった。（22日）
●ＮＡＡの田村明比古社長は空港内のテナントが２月段階で379店舗中275店舗が再開し、コロナ前と比べ約80店舗が撤退したことを明らかにした。その上で、テナントに対して行ってきた新型コロナウイルス感染症に対する支援策を、今年度末で終了させる。また、航空需要の減退を受けて、2020年３月分より導入した空港施設使用料や空港内使用料等の減免や支払猶予などの特別措置を2023年４月請求分で終了するとした。さらに、Ｂ滑走路脇の農地・やぐらなどの強制代執行について「理想はああいう形でなく解決できれば一番良いが、正当に認められた裁判所の手続きに従って執行が終わったことに安堵している」。撤去理由について「空港の形状はできる限りシンプルであるべき。（パイロットに）一定の負担を与え続けているのでできる限り速やかに解消したい」と説明した。（22日）
●改憲・戦争阻止！大行進が呼びかける東京・芝公園で開かれた反戦集会に650人が集まった。反対同盟の萩原富夫さん、伊藤信晴さんが参加し、萩原さんが特別報告を行った。（23日）
●千葉県警が京都大学の学生寮「熊野寮」の家宅捜索を行った。（23日）
●千葉県警が前進社の家宅捜索を行った。（25日）
●成田市で「夜間・早朝の飛行差し止め」と「損害賠償」を求め３月中に国とＮＡＡを相手取り、千葉地裁に提訴する原告団の結成式が開かれた。（26日）
●反対同盟と支援連は115回目の空港周辺情宣一斉行動に立ち上がった。（26日）
●不当逮捕された全学連３学友の勾留理由開示公判が千葉地裁で開かれた。反対同盟の伊藤信晴さん、太郎良陽一さんが駆けつけた。（２日）
●空港拡張差し止め裁判が千葉地裁で開かれた。（３日）
●東京で開かれた国際婦人デー行動に反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんが参加し、発言した。（５日）