強制執行準備工事許すな

週刊『三里塚』02頁(1104号02面03)(2023/01/23)


強制執行準備工事許すな



(写真 新ゲートの設置工事)

(写真 ドア設置工事)


 天神峰現地では国家権力による市東孝雄さんの農地に対する強制執行攻撃とのギリギリとした攻防が続いている。旗開き翌日の9日には市東さん宅前の機動隊の宿舎兼前線指揮所のフェンスの一部をかさ上げする工事が行われた。さらに13~19日、空港内から指揮所内に入れるようにするための新ゲートが作られ、アスファルトで舗装された。同時に開拓組合道路側の鉄板フェンスの一部が切りとられ人が出入りする新たなドアが設置された。20日夜には正面ゲートの金網フェンスに目隠しがはられた。
 工事車両や機動隊の装甲車・放水車などが強制執行に向けて出撃する「基地」として整備されているのだ。断じて許すことはできない。
 だが工事強行は国家権力・NAAの強さではなく弱さを、執行の正しさではなく不正義性を自己暴露するものに他ならない。命を奪う攻撃は命がけの実力闘争で粉砕される。それが三里塚の血の教訓だ。座り込み態勢を強化し闘おう。

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