全学連三里塚 現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 戦争へ進む岸田倒せ 新宿で街宣に立つ 全学連三里塚現地行動隊長 二川 光

投稿日:

週刊『三里塚』02頁(1100号02面02)(2022/11/28)


全学連三里塚 現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 戦争へ進む岸田倒せ
 新宿で街宣に立つ
 全学連三里塚現地行動隊長 二川 光

(写真 新宿アルタ前で訴える二川全学連行動隊長【19日】)

 年内も残りが少なくなってきました。三里塚現地では暖冬の影響で野菜が思った以上に生育し、10品目以上の野菜がコンテナにあふれています。この時期は正月野菜に向けて本格的に忙しくなり、人手が欲しい時期でもあります。職場やキャンパスでも忙しい時期に入っていて大変ですが、ぜひ三里塚に駆けつけ援農に入りましょう。
 現地では援農だけでなく、強制執行を阻止するために青年・学生を先頭に街頭に登場したり、座り込み態勢を強化するなどの決戦態勢に入りました。市東孝雄さんの農地を守り抜くため、全国的に強制執行反対の緊急署名やビラまきに取り組んでいる皆さん、檄布を書いてくれた皆さんに感謝します。ぜひ、多くの皆さんに現地に駆けつけ、援農や街宣、座り込み等の取り組みに参加してほしいと思っています。反対同盟と共に強制執行を阻止しましょう。
 11月10日から19日にかけて、沖縄・南西諸島を舞台とした日米共同統合演習で沖縄県は与那国島の民間空港の使用を許可しました。毎日新聞の記事では、航空自衛隊のC2輸送機が陸上自衛隊の16式機動戦闘車の空輸を強行したこと、17日と18日に空自那覇基地と与那国空港の間を往復させたことが報道されています。
 公共インフラの活用の拡大と言った際、現実に起きることは軍事利用の果てしない拡大です。中国への排外主義をあおり、労働者・学生を犠牲にする戦争に突き進む社会を一刻も早く変革しなければいけません。
 この戦争情勢、強制執行情勢に対決するために11月13日の緊急現地闘争を180人で行いました。反対同盟の市東孝雄さんは「判決は判決として強制執行やるというのであればやればいいんです。受けますこっちは。そういう意気込みです。やはり私にとって農地は命そのものです。その農地を取るというのなら、私だけでなく、ここに集まられたみなさんの力ではね返すという気持ちで、これからも農業をやっていきます」と決意を示しました。
 13日の高揚を引き継いで11月19日には、改憲・戦争阻止!大行進の呼びかけで新宿アルタ前で防衛3文書改定阻止、市東さんへの強制執行反対を掲げたリレーアピールを行いました。青年労働者が会社に対し団結して団体交渉やストライキに立ち上がったこと、学生が9・23―27の国葬粉砕闘争を通して実力闘争の復権を勝ち取ってきたことが報告されました。三里塚が貫いてきた「一切の話し合い拒否、不屈非妥協、実力闘争」という闘いと同質の闘いがどこでも起き始めています。
 青年や学生の置かれた現実を変えるためにも、市東さんの農地取り上げ強制執行を阻止し、戦争を阻止する闘いに立ち上がりましょう。
 知り合いや友人に呼びかけ天神峰現地に駆けつけ、座り込み、市東さんへの農地強奪攻撃を粉砕していきましょう。
 12・11現地闘争&団結芋煮会に集まろう。
このエントリーをはてなブックマークに追加