大地の響き 投稿コーナー
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同盟の生き方に感動
全学連 吉田 耕
短い期間ですが、ひさしぶりに援農に行かせていただきました。拙い文章ですがかんたんに所感などを書かせていただきます。
現闘や二川隊長に教えてもらいながら草取り、収穫、出荷などの作業を手伝いましたが、食べるものをつくり、収穫し、送るという作業は自分の汗水がどう人々の役に立つのかということが分かりやすく、やり甲斐がありました。自分のやり方が悪いのか、借りた作業服がとんでもなく土まみれになってしまい、現地の方に「どんな作業したの? そんなに汚れる?」と言われてしまったりしたので、まだまだ修業が必要そうです。
自分が農作業に入る時はうまいこと日が隠れることが多かったのでなんとかなりましたが、7月下旬ということで昼間は暑く、権力と対峙しつつ、この中で毎日農作業をやっている方々に尊敬の念が湧きました。本当にすごいことです。三里塚現地の集会やデモには何度も参加したことはありますが、あらためて国家権力と対峙して農地強奪を実力で阻止し続けてきた反対同盟の闘いに感銘を受けました。野菜を作って戦争に反対する、なんてかっこいい生き方でしょうか。
現闘にいる年季の入った方々のお話を伺う機会もあったのですが、何年も闘ってきたみなさん一人一人にやはり歴史があり、今もなお現闘として頑張り続けている姿にはあらためて「自分も頑張らないとな」と、刺激を受けました。手厚く世話をしてもらいましたので、この機会にあらためて感謝をお伝えしたいです。ありがとうございました。
ウクライナ戦争、安倍国葬にかこつけた戦争政治の推進、南西諸島へのミサイル基地配備、そこからのペロシ訪台、中国スターリン主義の激甚な反応、今が戦争情勢であることは明確です。多くの人が、この情勢の中でどう生きるかを考え、問われています。この中で、軍事空港反対で56年実力で農地強奪を阻止してきた三里塚闘争の位置付けは、ますます大きくなっています。
情勢とそれに応じた運動、実践の積み重ねにより、全学連も最近はどんどん拡大しています。より多くの人々に三里塚の援農に参加してもらえるよう、これからも青年・学生の組織化を頑張りたいと思います。また援農で伺うことがありましたら、よろしくお願いします。次はあまり土まみれにならぬよう修業しておきます。