新署名運動始めよう 地球環境破壊と気候変動もたらす空港拡張撤回を
週刊『三里塚』02頁(1092号01面04)(2022/07/25)
新署名運動始めよう
地球環境破壊と気候変動もたらす空港拡張撤回を
(写真 岸田内閣総理大臣と斉藤国土交通大臣宛の新署名用紙)
昨年6月、最高裁は市東さん農地取り上げ強制執行を認める決定を下した。反対同盟は直ちに実力阻止態勢を取り、現在も闘い続けている。それと並行する闘いとして、「地球環境の破壊と気候変動をもたらす、すべての空港拡張計画の白紙撤回」を岸田文雄首相と斉藤鉄夫国交相に迫る署名運動を7月3日、反対同盟は新たに呼びかけた。
あらゆる空港拡張計画は国(国交省)の認可のもとで進められる。首都圏空港機能強化(成田・羽田あわせた航空機の発着回数を100万回化)は、2014年に国交省が発表したデタラメな需要予測を根拠にしている。2030年に6千万人の訪日客を迎えるという政府の観光立国政策も同様だ。バブルに過ぎなかった航空需要がコロナパンデミックで弾けたにもかかわらず、今なお国交省と政府は需要予測や政策の修正すら行っていない。
空港拡張計画は実は経済的要請ではなく軍事的要請に基づくものだからだ。戦争のための空港拡張は許さない。反対同盟が貫いてきた軍事空港絶対反対の闘いを広げよう。戦争と気候変動の元凶=資本主義の拠点である空港を廃港に! 反対同盟の訴えと闘いを全国津々浦々に届けよう。