ピンスポット 石川さんは無実、再審闘争勝利へ 東京高裁に要請行動
週刊『三里塚』02頁(1088号01面04)(2022/05/23)
ピンスポット
石川さんは無実、再審闘争勝利へ
東京高裁に要請行動
(写真 裁判所前で訴える赤嶺全学連委員長)
部落差別の権力犯罪を糾弾
5月23日、全国水平同盟杉並支部と部落解放東日本共闘会議の呼びかけで東京高裁への狭山再審要請行動が闘われた。
全国水平同盟、労組交流センター、動労千葉、全学連などの仲間が裁判所前でのアピールを行った。
石川一雄さん不当逮捕から59年。第3次再審請求から16年。国家による部落差別を使った権力犯罪である狭山事件が今、最大の山場を迎えている。発見された万年筆が被害者のものではなかったことを科学的に明らかにした「下山鑑定」を無視する裁判所の姿は、差別と分断をあおって戦争と改憲に突き進む岸田政権の正体そのものだ。
東京高裁は、ただちに事実調べを行い、再審開始をしろ! 59年間にわたり不屈に闘う石川さんと固く連帯し、狭山闘争の勝利を勝ち取ろう。