三里塚営農だより 萩原さん宅 適度な雨が不可欠

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週刊『三里塚』02頁(1086号02面06)(2022/04/25)


三里塚営農だより
 萩原さん宅
 適度な雨が不可欠

(写真 スナップエンドウのつるを固定【19日】)

 桜の花びらも散り、新緑の眩(まぶ)しい季節となりました。萩原さん宅では、じゃが芋の「芽出し」という作業が終わり、青々とした芽が勢いよく伸びてきました。人参が終了し、大根、三つ葉その他葉物類が続々と入るようになりました。セットも近々10種類を超えてくると思います。
 こうした野菜の成長にとって「雨の恵み」は欠かすことはできません。でも、降りすぎるのも困ります。予定した日の前夜に大雨が降るとマルチが張れなくなることもあります。野菜が泥だらけになるのも避けたいので、収穫するタイミングも調整が必要です。
 適度に降るのがいいのですが、近年は多雨の傾向にあります。天候を制御できるわけではありません。人間の工夫と知恵で、諸困難を乗り越え、より良い野菜を出荷するために奮闘しています。
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