5月泉佐野市議選決戦へ 中川いくこさん連日の奮闘

週刊『三里塚』02頁(1086号01面02)(2022/04/25)


5月泉佐野市議選決戦へ
 中川いくこさん連日の奮闘

(写真 泉州住民の会代表の中川いくこさん【4月17日】)

(写真 関空を戦争に使わせない)


 5月の泉佐野市議選に向けて関西新空港絶対反対泉州住民の会(泉州住民の会)代表の中川いくこさんが連日奮闘しています。
 三里塚闘争と固く連帯し、関西国際空港(関空)建設反対闘争を闘い抜いてきた泉州住民の会は、2016年に逝去した国賀祥司代表(泉佐野市議会議員・8期)の議会闘争を引き継ぎ、空港最優先の政策によって市民生活を破壊してきた千代松耕大市長の反動市政と徹底対決し、打倒するために闘っています。
 中川いくこさんと泉州住民の会の最大のスローガンは「関空を戦争に使わせない!泉佐野から戦争をとめよう!」です。ロシアによるウクライナ侵攻と、岸田政権による改憲策動・中国侵略戦争への突進によって、空港を抱える泉佐野市民にとって戦争は差し迫った危機として認識されつつあります。コロナ感染拡大によって民間機の利用が激減し、失業問題が市民を直撃する中、航空自衛隊のブルーインパルス誘致活動など、関空の軍事利用を狙う勢力と正面対決の市議選となります。2000年からの千代松市長のもとで、自衛隊への名簿提出、漫画『はだしのゲン』の小中学校図書館からの撤去強制、公共施設での日の丸掲示強制条例、育鵬社の中学校公民教科書の採用(大阪府下で唯一)など、極右市政と唯一絶対反対で対決してきたのが泉州住民の会です。
 戦争を止める力は、沖縄と同じく侵略の出撃拠点となる泉佐野市から戦争絶対反対を掲げる労働者民衆の闘いをつくることにあります。「市議選を国政の中身で闘う」選挙として闘い抜く決意です。
 今回の選挙はまた、自民党以上の極右として新自由主義政策の満展開と改憲・核武装を叫ぶ維新の会の総本山である大阪から、改憲・戦争絶対反対の闘いを作り出す挑戦でもあります。自治体業務を破壊し、労組を解体して道州制=戦争国家化を先取りする市役所窓口独立行政法人化(窓口独法化)を推し進め、市政をさらに右へ舵取りするべく、大阪維新の会は議席倍増を狙い候補予定者を送り込んでいます。大阪で全国最悪のコロナ感染拡大を引き起こした維新政治と徹底対決する選挙戦が闘われています。
 5月15日投開票の泉佐野市議選を、中川いくこさんを先頭に沖縄闘争と一体で必ずや勝利しよう!
(関西労組交流センター・西納岳史)

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中川いくこさんプロフィール
・1957年 兵庫県丹波市生まれ
・1976年 関西大学入学 学生時代から  狭山・三里塚・反戦運動を始める
・1986年〜 国賀議員と共に泉佐野で活動
 泉州住民の会代表
 関西合同労働組合泉州支部書記長
 婦人民主クラブ全国協議会会員

☆全力で戦争と改憲に反対します!
☆全力で維新政治から命を守ります!
☆全力で労働組合の力で世の中を変えます!
☆核武装を叫ぶ維新を許しません! 住民の命 より空港優先の千代松市政を変えます!

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