三里塚営農だより 市東さん宅 畑は常に変幻自在

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週刊『三里塚』02頁(1085号02面05)(2022/04/11)


三里塚営農だより
 市東さん宅
 畑は常に変幻自在

(写真 萩原さんの畑で大根の間引き【3月28日】)

 冬の間殺風景だった市東さんの畑も、新たな作物で満ち溢れるようになりました。少し前に植えた大根も発芽し成長し、間引きの時期を迎えています。人参、とうもろこし、レタス、キャベツも順調です。じゃが芋も発芽してきました。里芋もまもなくでしょう。
 このように「畑」は人間の手によって何を作るか決定され、変幻自在に様相を変えられていきます。人参も昨年からのものは終了し、次の代にバトンタッチしています。単作農家に比して、産直農家は多品種を生産するので、様々な種類の野菜がその時期に応じてどんどん変わっていく度合は大きいものがあります。
 そんな畑と向き合いながら農作業を手伝っていますが、はたしてこの野菜たちほど自分は成長しているのだろうか? と自問自答してしまう毎日ではあります。
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