大地の響き 投稿コーナー
週刊『三里塚』02頁(1082号02面09)(2022/02/28)
大地の響き 投稿コーナー
日本原でデモに立つ
全国農民会議・岡山 内藤大一
(写真 日本原駐屯地に向けてデモ行進【2月11日】)
2月11日、紀元節粉砕!日本原基地撤去!を掲げ、岡山県奈義町で現地闘争を行った。去年に続いて、他の団体がコロナを理由に現地闘争を中止する中で、戦争に向けた挙国一致攻撃を打ち破り、中国侵略戦争を内乱に転化する決意で、改憲・戦争阻止!大行進岡山の主催で二十数人が集まった。
昨年9月15日からの陸上自衛隊の全部隊が陸海空と民間も動員して行った大規模演習では、日本原においても九州へ向け多くの移動してきた部隊が、迫撃砲や戦車砲など様々な実弾射撃演習を連日行った。「戦時体制」をとる陸上自衛隊に対し日本原とその弾薬を供給する岡山大学近くの三軒屋駐屯地・弾薬庫に抗議行動を行った。
今年の3月6日からは、今年で4回目となる米軍岩国基地の海兵隊250人が参加する単独演習が予定され、日米共同演習もくり返されている。沖縄を戦場にして強行されようとしている中国侵略戦争は、ウクライナ侵略戦争と一体の帝国主義による世界戦争・核戦争だ。
世界革命を裏切り帝国主義と平和共存するスターリン主義を打倒し、軍事費2倍化、敵基地攻撃能力、参議院選挙と同時に改憲に突き進む日本帝国主義・岸田政権を打倒しよう!
現地闘争には、自治労倉敷や動労西日本、香川・徳島の労働者が参加し、田んぼでの集会の後、大学の軍事研究と闘う岡大・広大の学生を先頭に、天皇制右翼の妨害を粉砕して駐屯地までデモ行進した。