三里塚営農だより 萩原さん宅 強靱な冬野菜たち
週刊『三里塚』02頁(1080号02面06)(2022/01/24)
三里塚営農だより
萩原さん宅
強靱な冬野菜たち
寒い日が続きます。冬の野菜の種類が少ないのは露地栽培の宿命です。それでも、どうにか「セット」を成立させるために農家は奮闘するのです。
萩原さん宅でも「春まき大根」を種まきして、トンネルで冬対策を万全にしました。発芽を待っています。冬は春に向かってその他いろいろな準備をすることになります。
それにしても、冬野菜たちの耐寒力はものすごいものがあります。
さすがに大根の葉と上の部分は寒さで凍り、ダメになりますが、地中に埋まっている部分はしっかりしています。ターサイ(チンゲン菜の仲間)は地を這うように育ち寒さに打ち勝ちます。そして何よりネギです。完全に凍りついてカチカチになってもビクともしません。
このネギのような強靭さが、私たちの運動にも必要なのかもしれません。いや、何より自分にとって必要なのだ。