21年を振り返り 年の瀬に天神峰カフェ

週刊『三里塚』02頁(1079号01面03)(2022/01/10)


21年を振り返り
 年の瀬に天神峰カフェ

(写真 市東さん宅離れの前で【12月26日】)


 12月26日、天神峰カフェが開かれた。
 21年最後のカフェということで市東さん宅離れや作業場など、普段手をつけられない屋根などに積もった落ち葉を払いのけ、母屋まわり、庭もきれいに掃除した。
 昼食タイムをはさみ、掃除を終えたところで離れでカフェの本番に。20人ほどで歓談した。
 伊藤信晴さんは「強制執行に対する実力阻止態勢を取って市東さんの農地を守りぬいた。芝山町の会場貸出拒否問題でも、町に非を認めさせる地平を切り拓いた」と総括。太郎良陽一さんは「9月からカフェを再開し、毎回テーマをもってやろうと、みんなで集まって話すことで活気づき、気持ちがひとつになった」と振り返った。
 特別メニューのお汁粉に舌鼓を打ちながら全参加者が発言。歓談の中で生まれたモットーは「みんなでつくるカフェ」。アイデアを出し合い、一人でも多く仲間を天神峰の地に連れてこようと誓った。
(神部俊夫)

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