ピンスポット AGCの不法派遣に有罪判決 支援共闘集会開く オンラインで日韓連帯

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週刊『三里塚』02頁(1071号01面04)(2021/09/13)


ピンスポット
 AGCの不法派遣に有罪判決
 支援共闘集会開く
 オンラインで日韓連帯


 9月4日、東京・文京区民センターで旭非正規職支会支援共闘集会が開かれた。
 AGC(旭硝子から改名)とその韓国子会社の不法派遣の悪行に対し、司法の断が下された。8月に韓国大邱地裁金泉支院刑事単独裁判部が下した判決は、AGCファイテクノコリア(AFK)社長だった原納猛に対して懲役6月(執行猶予2年)、同社に罰金1500万㌆。同じく下請け会社GTSにも当時の社長への懲役刑と罰金。ところが原納は裁判に出廷せず雲隠れし、AGC本社は「AFKで適切に対応している」と無関係を装う。絶対に許せない。
 この日の集会は「社長に懲役刑」の判決をもぎ取った勝利集会として、また不当解雇と不屈に闘う旭非正規職支会との連帯を強化し、本社の責任を一層追及する決起集会としてかちとられた。
 8月30日の東京・丸の内での本社追及行動の様子がビデオで流された上、チャホノ支会長がオンラインでスクリーンに登場。「THAADミサイル配備と闘う現場にいる」と切り出し、判決に満足せず解雇された組合員全員の職場復帰まで闘う意志を表明。集会参加者は、日韓の強い連帯を誓った。(写真

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