太郎良陽一決戦本部長のアピール 実力で強制執行阻もう
週刊『三里塚』02頁(1068号01面03)(2021/07/26)
太郎良陽一決戦本部長のアピール
実力で強制執行阻もう
三里塚を闘う全国の仲間の皆さん! 反対同盟決戦本部は4月1日から「強制執行来るなら来い!」と強制執行実力阻止体制で闘っています。
私たちは「今度会うときは、代執行の時だ」と宣言した市東東市さん、そして孝雄さんへと受け継がれた三里塚闘争の闘魂を掲げ、強制執行と闘います。
この闘いは、最高裁―司法を弾劾し、国策と闘う全国の民衆の怒りと共に世の中を変える闘いになると考えます。
菅政権は、コロナ感染拡大状況のなかで、民意に反し、東京五輪開催強行へとつき進んでいます。また、成田空港会社は、この機に乗じてザル検疫での「空港再開」を開始しています。私たち反対同盟は、「命より金」の五輪、成田空港の使用に反対します。
住民と共に闘う
今、成田空港は、年間離着陸50万回予測どころか、コロナ以前の23万回すら見通しができないのが現状なのです。必要がないにもかかわらす、政府、NAAは、市東さんの農地への強制執行と同時に、地元住民に生活破壊を強制し、自然や農地を破壊する第3滑走路建設—機能強化策推進を公言してはばからないのです。私たちの力で阻止しましょう。反対同盟は、周辺住民の「機能強化策反対!」の声が沸き上がる中で、「文化センター貸し出し不許可」をめぐる相川勝重芝山町政弾劾の行政不服審査闘争を開始しました。
これは、空港反対闘争をつぶし、24時間巨大空港建設を目論む国家・NAAとその手先である相川町長、石毛博道、石井新二との闘いであります。騒音や移転、廃村化攻撃と闘う周辺住民と結び付き断固闘います。