労農連帯の力で改憲・戦争止めよう 国鉄全国集会が大成功 階級的労働運動再生を誓う
労農連帯の力で改憲・戦争止めよう
国鉄全国集会が大成功
階級的労働運動再生を誓う
7月4日、千葉市民会館で国鉄闘争全国運動が呼びかける全国集会が開かれた。三里塚芝山連合空港反対同盟から市東孝雄さん、伊藤信晴さん、宮本麻子さんが参加。代表して市東さんが連帯あいさつを行った(別掲)。労農連帯の力で五輪を粉砕し、改憲・戦争の菅を打倒しよう。
主催者あいさつで伊藤晃さんは前日の討論集会を踏まえ、新自由主義を終わらせる労働運動をコロナ下で再建させる決意を語った。
連帯あいさつでは在日ビルマ市民労働組合の青年がミャンマー軍への日本の支援を止めてほしいと切実に呼びかけた。
講演の最初に動労千葉の関道利委員長。自身のCTS職場代表選での勝利や青年労働者の組合加盟などの勝利的実践を踏まえ、JR東日本による国鉄分割・民営化型の大攻撃は労働者の怒りの決起で破綻と崩壊に追い込むことができると力強く提起した。
全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部委員長の武建一さんはビデオで登壇し、労働組合運動における経済闘争、政治闘争、思想闘争の意義と役割を語り、権利侵害には原状回復ではなく「3発返す」と電撃的に反撃するのが関生だと述べ、今後の闘いの展望を大いに語った。
国鉄1047名解雇撤回に向けて登壇した、動労千葉争議団の中村仁さん、動労総連合1047協議会の羽廣憲さん、小玉忠憲さんの火を噴くような烈々たる訴えは会場の熱を一気に高めた。
弁護団、動労千葉、動労水戸、北海道の発言の後、全国鉄道労組ソウル地本と民主労総ソウル地域本部からのビデオメッセージが流された。
先日公開が始まったドキュメンタリー映画『棘(とげ)2』予告編に続いて杉浦弘子監督と平林猛プロデューサー、関西生コン支部の武谷新吾書記次長が並んで登壇。武建一委員長への7・13反動判決を許さない行動への参加を呼びかけた。
続いて、「新自由主義を終わらせる労働運動の再生を!」と題し3人が決意表明。医療労働者はオリンピック粉砕のデモに立とうと熱烈に呼びかけた。続いて、免状不実記載で不当逮捕され10日で奪還を勝ち取った全学連のAさんが三里塚Tシャツを着て元気に登壇。当初警察は怖いと思っていた学生が初めてデモに立つなど、闘って団結を拡大したことが弾圧粉砕の力と喝破し、闘いの感動を若者に広げたいと、学生運動のさらなる前進とオリンピックをぶっつぶす決意を語った。広島市役所で働く労働者は、デモ禁圧の「平和推進条例」を弾劾し、8・6ヒロシマ大行動への参加を呼びかけた。
最後のまとめと団結がんばろうを呼びかけ人の金元重さんが行った。
全参加者は、11月労働者集会の成功に向け、「国鉄1047名解雇撤回、関西生コン支部弾圧粉砕、労組なき社会化を許すな、今こそ労働運動の再生」を誓い合った。
市東さんの発言 農地守る現地闘争が大事
反対同盟を代表しまして連帯のあいさつを行います。
6月8日、最高裁における請求異議裁判上告棄却決定は絶対に許すことはできない。何の説明もない決定に対し、私は憤りを感じております。確かに裁判は一つの大事な闘いです。けれども、私たちは日々闘っているわけです。現地闘争をいかに強固に、広げていくかという問題が今私たちに一番大事なことだと思っています。
反対同盟は55年、権力の横暴なやり方に抗し、いまだつぶされることなく自分たちの闘いの正義を貫いてきました。だから権力もつぶせないんだといつも思っています。
素晴らしい闘いをしている労働組合の動労千葉、関西生コン支部の闘いに学び、全国で闘っている市民運動、学生と共に連帯し、反対同盟はこれからもがんばっていきます。みなさんどうかよろしくお願いします。
7月11日、来週の日曜日、私の庭で第4回樫の木まつりがあります。飲食はコロナ下でできないので残念なのですが、ぜひいらしてください。
同盟ニュースも91号になりますが、反対同盟は今、一斉行動というかたちで地域に入っています。そして、夜中から朝方まで、畑を守るということでみなさんが順番に闘ってくれています。
そういうことで、私も一人ではない。みなさんの力で三里塚闘争、絶対に負けるわけにはいきません。勝つまで闘いますのでどうかよろしくお願いします。
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