市東さんの農地を守ろう 強制執行許すな 7・11天神峰樫の木まつりへ 最高裁署名・カンパ集めよう 反対同盟 伊藤信晴さんの訴え
市東さんの農地を守ろう 強制執行許すな
7・11天神峰樫の木まつりへ
最高裁署名・カンパ集めよう
反対同盟 伊藤信晴さんの訴え
今年に入って日米共同軍事訓練が激化している。中国侵略戦争に向けた本格的準備が急ピッチで進められているのだ。菅政権は、改憲国民投票法を改悪し、重要土地調査規制法案を成立させ改憲・戦争への道を掃き清めようとしている。東京五輪を、医療福祉をはじめ教育・自治体などの労働者の戦時動員訓練として感染拡大も辞さず強行しようとしている。断じて許すことはできない。今こそ職場から反戦政治闘争に立ち上がろう。三里塚芝山連合空港反対同盟が呼びかける7・11天神峰樫の木まつりは、市東孝雄さんの農地を守り、戦争のための空港拡張を許さない闘いだ。反対同盟発行の「決戦本部ニュース」から伊藤信晴さんのアピールを転載します。
全国の仲間のみなさん。
三里塚現地からお願いと闘う決意を述べたいと思います。
市東さんの農地取り上げ強制執行をめぐる裁判は最高裁に移りました。しかし、三里塚闘争の歴史が示しているように自らの運命を司法にゆだねるわけにはいきません。現地では4月1日から強制執行実力阻止態勢をとり、座り込み闘争を続けています。
また、私たちが呼びかけている最高裁署名は現在1543筆(6月7日現在)となりました。市東さんの農地取り上げ強制執行を許さない声をさらに集めましょう。新やぐら裁判控訴審が開かれる7月28日には最高裁への提出行動を行います。改めて最高裁署名へのご協力をよろしくお願いします。
市東さんへの農地取り上げ攻撃は、戦後最大の強制収用であり、50年前の大木よねさんへの強制代執行の再来です。私たちがすべてを投げ打ち顔面蒼白で迎え撃ったあの状況が、今ふたたび近づいています。
反対運動がその後半世紀も続くと誰が思ったでしょうか。勝利への執念がここまで闘いを導いたのです。さらには空港拡張計画に抗して市東さんに続く住民の決起を新たに作り出しています。
4月16日の日米首脳会談では、「台湾海峡の平和と安定の重要性」が強調され、「集団的自衛権の行使」も辞さないことが確認されました。
航空会社は北米や欧州便をコロナ下でガラガラの成田から羽田に移しています。安保法制の一つである「特定公共施設利用法」では、有事の際には成田は兵站基地とされます。第3滑走路建設はその準備に他なりません。
農地法を破壊して市東さんの農地を取り上げようとすることや滑走路の運用時間の延長、第3滑走路建設は、住民、全人民に戦争を仕かけているのに等しい攻撃です。
東京五輪の強行も、医療福祉労働者をはじめとした新たな戦時動員の攻撃としてあります。
反戦の砦=三里塚へ! 最高裁署名と担保保証金カンパを集め、7・11天神峰樫の木まつりにぜひ駆けつけてください。
7・11天神峰樫の木まつり
7月11日(日)午後1時 市東さんの
南台の畑集合、1時30分 デモ出発
2時 交流会(飲食はありません)
主催/三里塚芝山連合空港反対同盟
------------------------------------------------------------
担保保証金カンパ集めよう
〈郵便振替〉
00130―0―562987 三里塚芝山連合空港反対同盟
〈銀行口座〉
みずほ銀行成田支店 普通預金 2074135 イトウノブハル