三芝百景 三里塚現地日誌 2021 5月10日(月)〜5月17日(月)
週刊『三里塚』02頁(1064号02面04)(2021/05/24)
三芝百景 三里塚現地日誌 2021
5月10日(月)〜5月17日(月)
●ANAHDの子会社である「エアー・ジャパン」の社員が、7日から成田空港でのPCR検査の補助業務をやらされていたと報じられた。ANAHDが国から受注した業務を同社に丸投げ。管理職はこの業務に一切関わらず、客室乗務員は全員参加を強制されている。同航空は「五輪のために1日の成田空港入国者4万人が想定され、同社としても検疫補助業務に行く必要がある」と説明している。(10日)
●ANAは、今年の夏と冬のボーナスを支給しないと労働組合に提案した。1962年以降で初めて。昨年度は夏が例年の半分に当たる1カ月分、冬は支給を見送った。(10日)
●反対同盟と支援連は千葉地裁前でビラまき情宣活動を行った。(12日)
●フィリピン・マニラから成田空港に到着した全日空の貨物機、ボーイング767型機の機体後部にある「テールスキッド」と呼ばれる部品にこすったような跡があるのが到着後の機体点検で見つかった。点検のため、滑走路を10分にわたって閉鎖。「テールスキッド」は、航空機が離着陸の際にせり出すそりのような形の部品で、万が一、機体後部が滑走路に接触しても、衝撃を和らげる役割を果たしている。(13日)
●東京高裁で新やぐら裁判控訴審の進行協議が行われた。その後、5月26日の期日は延期となった。(13日)
●横田デモに反対同盟の伊藤信晴さんと現闘が参加した。(16日)
●米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを積んだベルギー・ブリュッセル発の全日本空輸便が、強風のため成田空港への着陸を断念し、着陸を羽田空港に変更。羽田で待機し、強風が収まった成田に5時間近く遅れて到着。(17日)