国際線は1便100人まで 「変異株」対策強化

週刊『三里塚』02頁(1060号02面05)(2021/03/22)


国際線は1便100人まで
 「変異株」対策強化


 変異ウイルスの感染者への対策として、国土交通省は3月5日から、日本に就航する国際線について、国内の航空会社には1週間あたりの旅客数を3400人まで、海外の航空会社には1便当たり100人までに抑えるよう要請した。
 JALは、仏、英、独発の日本着の国際線(第三国への乗り継ぎは除く)の新規予約販売を3月末まで中止した。ANAは、すべての日本着の国際線の3月8日〜21日までの新規予約を停止。
 12日には、国が監視を続ける英国、南アフリカ、ブラジルで報告されている3種ではなく、新たなタイプの新型コロナウイルス変異株が成田空港の検疫で確認された。フィリピン以外で報告されたのは初めてで、感染力が増したり、ワクチンの効果を弱める恐れがあるとしている。
 赤羽国土交通大臣は12日の閣議後の記者会見で、水際対策として「当面の間、日本人と再入国者を含め入国者の総数を1日およそ2000人に抑制する」との政府方針を発表した。小手先の対策の前に、今すぐ東京五輪を中止しろ。機能強化白紙撤回を。
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