ピンスポット
　入管法改悪に怒りの行動
　日本で生きさせろ
　難民申請者「送還」許すな

　２月17日、入管法改悪反対の共同行動が闘われた。入管闘争に取り組む個人、グループなどが立ち上げた「入管法改悪反対共同行動」の呼びかけに応え１００人超が参加した。三里塚から全学連行動隊が駆けつけた。
　法務省・入管庁に「わたしたちは入管法改悪に反対します」という共同声明を手渡し、東京入管でのクラスター発生（18日時点で、男性ブロックの被収容者と職員計46人が陽性）や長期収容の実態などを突きつけた。
　その後、日比谷公園から法務省を包囲し、銀座方面へデモ行進。「送還忌避罪、絶対反対」の声を上げた。
　菅政権は19日に入管法改悪案を閣議決定。３回以上の難民申請者には例外を設け、送還が可能になる（現行法では、難民認定申請中の送還が停止されている）。入管収容施設に捕らわれている外国人と仮放免者約３千人を丸ごと一掃しようというものだ。廃案へ向け闘おう。