三芝百景 三里塚現地日誌 2021 12月21日(月)〜1月4日(月)
週刊『三里塚』02頁(1055号02面05)(2021/01/11)
三芝百景 三里塚現地日誌 2021
12月21日(月)〜1月4日(月)
●国交省は航空業界への追加支援を発表した。21年度の国内線の着陸料、停留料、航行援助施設利用料を合わせて9割減額、航空燃料税も半額にする。(21日)
●政府は来年度予算案を決定し、成田空港関係では「機能強化推進」を中心として、77億円が盛り込まれた。このうちNAAへの無利子貸付金を50億円計上した。(21日)
●NAAは「成田空港11月運用状況」を発表した。総発着回数は前年同月比(以下同じ)51%減の1万448回。国際線発着回数は53%減で、旅客便は76%減。貨物便は84%増となり過去最高を更新。一方、国内線発着回数は45%減だった。総旅客数は89%減の40万1002人。このうち国際線旅客数は95%減で、このうち日本人は97%減、外国人は95%減。一方、国内線は57%減。(24日)
●NAAの田村明比古社長は、記者会見で「今年はコロナに翻弄され、成田空港は民営化以降初の赤字となり大変残念な事態となった。旅をしたいという欲求は人間の本質に根差したもの。航空需要は必ず回復する。安心安全な空港運営を行い再飛躍に向けて必要な準備をしていく」と述べた。(24日)
●全日空は、一般職員の賃金を5%削減することで組合側と合意した。削減は来年1月の給与から実施される。これにより、ボーナスと合わせると年収が約3割減となる。(25日)
●政府は、「変異コロナウイルス」感染が国内でも確認されたことを受け、1月末まで外国人の新規入国を原則停止した。ただし、現在行っている11カ国と地域とのビジネス関係者の往来については、引き続き認められる。同時に、翌年1月末までの予定で「GoToトラベル」も停止した。(28日)
●反対同盟と全国農民会議の新春座談会が市東さん宅離れで行われた。(28日)
●航空各社は年末年始期間(12月25日〜1月3日)の利用実績を発表した。国際線は前年比95%減、国内線は57%減だった。(4日)
●NAAの仕事始め式で田村社長は「昨年も相当我慢したが、今年も我慢の1年になる。再び飛躍するための準備を進める年に」と述べた。(4日)