三芝百景 三里塚現地日誌 2020 12月8日(火)〜12月21日(月)
週刊『三里塚』02頁(1054号02面07)(2020/12/28)
三芝百景 三里塚現地日誌 2020
12月8日(火)〜12月21日(月)
●成田空港対策協議会の勉強会で吉田昭二元成田市副市長・現NAA戦略企画室長が講演し、「激化する国際空港間競争を見れば、成田と羽田を合わせた首都圏空港100万回化は必ず必要。需要回復後のアジアの訪日需要を取り込むためにも成田の機能強化は進める必要がある」と述べたと報じられた。(8日)
●京大学生処分撤回・阻止12月緊急集会が京都大学吉田南キャンパスで開かれた。全学連行動隊が参加した。(10日)
●90回目の空港周辺情宣一斉行動が行われた。(13日)
●成田発大分行きのLCCジェットスターJ607便が機体に不具合が生じたとして引き返した。(13日)
●成田市議会空港対策特別委員会は、NAAに「周辺対策交付金を同市に適切に配分するよう」に求める要望書を提出した。要望書では交付金のうち、航空機騒音下の市町に優先配分するために設置された「地域振興枠」(交付金全体の約1割)について、財政力指数などを勘案して決められているため、成田市には交付されず「普通交付金も他市町の対象区域拡大で減額されると危惧している」としている。(14日)
●国交省は上空を飛行中の旅客機を誘導する管制システムに不具合が生じ、成田など10空港を出発する46便に遅れが生じたと発表した。(14日)
●日本政府観光局は11月の訪日客は前年同月比97.7%減の5万6700人だったと発表。前年割れは14カ月連続。(16日)
●東京高裁第4民事部(菅野雅之裁判長)は、請求異議控訴審判決で市東さんの主張を退け、控訴を棄却した。市東さんは即日上告。(17日)
●ニューカレドニア・ヌメア発成田行きのエアカラン航空800便の主翼フラップの異常で緊急事態を宣言した後、成田に着陸した。(18日)
●国内航空会社10社が年末年始期間(12月25日〜1月3日)の予約状況を発表した。10社合計で、予約数が前年同月比(以下同じ)で国際線が95.4%減の3万2022人、国内線が45.2%減の174万2959人だった。(18日)
●千葉地裁民事第2部(本田晃裁判長)で耕作権裁判の更新手続きが行われた。(21日)