ピンスポット 「学費減免」求めサウンドデモ 全学連が呼びかけ 「金がなくても学ばせろ」
週刊『三里塚』02頁(1054号01面04)(2020/12/28)
ピンスポット
「学費減免」求めサウンドデモ
全学連が呼びかけ
「金がなくても学ばせろ」
12月20日、全学連の呼びかけで「学費減免STREET ACTION」が東京・渋谷で行われた。
国立大学の学費は45年前の実質10倍以上となる年間54万円。私立大はさらにその倍以上。学生はバイト漬け、奨学金=借金地獄に叩き込まれている。
そこにコロナによる経営悪化を口実にした学費値上げの動きが始まった。東京女子医科大学は、来年度から卒業まで学費1200万円アップが狙われているという。
デモに先立ちJR渋谷駅前で街頭宣伝。
「学生の5人に1人が休学・退学を検討。許せなくないですか? 金がなかったら学んじゃダメなのかよ! 週5もバイトして、奨学金という借金を背負って、学生が大変な思いをしているのに、政治家たちはパンケーキやステーキを食って会食してるんですよ」「私たちは何もできないの? そんなことないでしょ。みんなで団結して、学費返せ、金返せって言ってやりましょうよ」
午後3時、渋谷サウンドデモに出発。(写真)「金がなくても学ばせろ」「学費高すぎ」「奨学金に徳政令を」などのコールが渋谷の街に響き渡り、大注目を集めた。