三芝百景 三里塚現地日誌 2020 11月3日(火)〜11月16日(月)

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週刊『三里塚』02頁(1052号02面07)(2020/11/23)


三芝百景 三里塚現地日誌 2020
 11月3日(火)〜11月16日(月)


●三菱重工は米国のモーゼスレイク・フライトテスト・センター閉鎖を決定。MSJの海外拠点は全て閉鎖に。(4日)
●日本航空は一般公募と第三者割当による新株発行(最大1億株)で、上限1680億円を調達すると発表した。調達分のうち800億円はB777型機をA350型機に更新する費用に、50億円は「ZIP AIR Tokyo」にリースするB787型機の改修に、100億円は出資する LCC2社への投融資にあてる。同航空の増資は06年以来で、12年の再上場以降では初。(6日)
●英国航空操縦士協会は、パイロット候補生に対して訓練スケジュールを遅らせ、現時点では他の職業に就くよう奨める声明を発表。声明では、現在欧州では約1万人のパイロットが失業していること、「2019新型肺炎」の流行が収まってもパイロットの仕事がない状態が続くことが予想されること、この状況は長く続くことを挙げ、「候補生に訓練を遅らせることを奨めないことは無責任である」としている。(8日)
●県と成田空港周辺9市町でつくる「成田空港圏自治体連絡協議会」は、ANAが国際線を羽田優先で回復させる方針を示したことに対して、①成田と羽田のバランスを考慮して国際線を再開させること、②空港会社や関連事業者への支援継続を求める要請書を国交相あてに提出した。(11日)
●全日空は「ANAグループ9月実績」を発表。国際線は旅客数が前年同月比(以下同じ)96.2%減の3万1409人、利用率は56.4ポイント減の19.4%だった。一方、国内線では旅客数が69.9%減の106万4861人、利用率が20.0ポイント減の53.3%。なお、成田空港の国内線は全便欠航。(13日)
●日本航空は今年の冬のボーナスを0.5カ月分にし、「激変緩和措置」として、一律10万円を支給する方針を労働組合に提案したと発表。(13日)
●反対同盟と支援連は89回目の空港周辺情宣一斉行動を行った。(15日)
●大韓航空を傘下におく韓進グループはアシアナ航空を買収すると発表した。(16日)
●横芝光町の住民団体「航空機騒音から生活を守る会」が町内に国交省の担当者を呼びつけ空港機能強化の凍結を要望した。(16日)
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