団結街道
週刊『三里塚』02頁(1051号01面05)(2020/11/09)
団結街道
「政府や大企業の奴隷にはならない 反権力生活の勧め」▼新進のアウトドア雑誌「Fielder(フィールダー)Vol.54」に掲載された特集の中で「三里塚・半世紀にわたる反権力闘争の現在」が取り上げられた。記者が1週間、現地で暮らしながら反対同盟の市東孝雄さんや萩原富夫さんらを取材。その驚きと闘いへのリスペクトを6㌻にまとめた力作だ▼「ただいま耕作中!」の看板、「強制収用実力阻止」と書かれた監視やぐら、東峰地区を頭上40㍍で飛行する航空機、東峰神社、収穫する萩原さんと畑で採れた野菜......雑誌ならではの鮮やかなカラー写真が読者の目を奪う▼空港拡張計画と未収用個所を示した略図もあり、市東さんが耕す農地をめぐる裁判と空港敷地内の現況についての簡にして要を得た解説。さらに、「三里塚発、有機農業への挑戦」として、萩原さんへのインタビューを交えながら無農薬有機野菜の産直運動の持つ意義や消費者との交流を紹介。最後に、9・27全国集会での市東さん発言を受け、「ウソがあったのは空港か」と問題喚起する▼全国の書店で発売中。価格は790円(+税)。
アウトドア雑誌
Fielder Vol.54
三里塚を6ページで紹介