ピンスポット 杉並でワーカーズアクション 青年ら50人がデモ 「私たち」を使い捨てるな
週刊『三里塚』02頁(1050号01面04)(2020/10/26)
ピンスポット
杉並でワーカーズアクション
青年ら50人がデモ
「私たち」を使い捨てるな
10月11日、東京・杉並区において東京青年労働者交流集会実行委員会(東京青年実)が呼びかけるワーカーズアクションin高円寺が行われ、青年労働者を中心に、首都圏の学生や杉並区民など50人が集まった。
参加者はまず、高円寺中央公園に集まって打ち合わせを行った。
事務局の古内秀和さんは、「コロナ以前からひどい状況にあった私たちの現実を、声を上げることで変えようと思い、デモを計画した」と話し、この日の横断幕に書かれた「『私たち』を使い捨てるな」というスローガンを決めた経緯を語った。
杉並区内の児童館で働く労働者は、「労働者の創意工夫で労働現場は何とか回っている。今だからこそ、ストライキのできる労働組合を取り戻さなきゃいけない」と発言、その後も青年、学生の訴えが続いた。
打ち合わせの後は元気よくデモ行進に出発(写真)、参加者は「WORKER'S LIVES MATTER」と書かれた黒いマスクや、この日のテーマカラーである赤色の服や帽子を身に着けて、阿佐ケ谷駅まで歩いた。