三芝百景　三里塚現地日誌　2020
　８月25日（火）〜９月７日（月）

●反対同盟と支援連は前日の新やぐら裁判での不当判決に抗議し、この地を守る決意を示す早朝行動を行った。（25日）
●星野国賠訴訟第２回が東京地裁で開かれ、現闘が参加した。（27日）
●ＮＡＡは７月の空港運用状況を発表し、国際線旅客数は前年同月比97％減で過去最低。総発着回数は前年同月比64％減の8284回だった。（27日）
●ＮＡＡは、空港内テナントの営業料の一部免除などの支援策を年度末まで延長すると発表した。支援総額は45億円程度。空港内店舗の売上高は前年比95％減で460店舗のうち264店舗が臨時休業中。それ以外に８店舗が撤退した。ＮＡＡ田村社長は、空港機能強化について「10年先、さらにその先をも見据えた中・長期的な計画。国の政策の一翼を担っている事業でもあり着実に進めていく。現段階では必要な測量や調査などを行っている。スケジュールに遅れはない」「ターミナル施設等については、今の状況、需要の回復動向に加え、長い目でこの業界がどうなっていくかを、航空会社と密接にコミュニケーションを取りながら計画を立てていきたい」と述べた。（27日）
●第81回全学連定期全国大会が開かれ、行動隊が参加した。（29〜30日）
●萩原さん宅で稲刈りが行われた。（30日）
●２０１８年８月からＢ滑走路の延伸予定地で始めたボーリング調査が空港反対派からの抗議で２年近く中断していたと報じられた。（31日）
●請求異議控訴審・第３回が東京高裁で開かれた。（２日）
●ＮＡＡは約26億５千万円をかけて建設された駐機場の航空機を誘導する新ランプコントロールタワーを報道陣に公開。10日から運用開始。旧管制塔は来年度末までに撤去される。（２日）
●革共同政治集会が東京・サンパール荒川で開かれ、280人が集まった。反対同盟から市東さん、萩原さん、伊藤さん、宮本さんが参加し、連帯あいさつを萩原さん、市東さんが行った。（６日）
●千葉県警は人事異動を発令し、成田国際空港署長に科学捜査研究所長の高橋敏行が就任。10月１日付で成田国際空港警備隊の定員を１千人から750人に削減する組織改編が行われる。（７日）