ピンスポット 外国人被収容者全員の解放を 東京入管包囲デモ 連帯、呼応、長期収容への怒り

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週刊『三里塚』02頁(1043号01面04)(2020/07/13)


ピンスポット
 外国人被収容者全員の解放を
 東京入管包囲デモ
 連帯、呼応、長期収容への怒り


 6月20日、外登法・入管法と民族差別を撃つ全国実行委員会と東京労組交流センター、合同・一般労組全国協議会の共催で、東京入管(東京出入国在留管理局)包囲デモが120人の結集で闘われた。(写真
 日本全国に17カ所の外国人収容施設があり、オーバーステイや難民不認定を理由に1千人以上の外国人が収容されている。新型コロナの感染拡大で収容施設内は「3密」そのものだ。全ての被収容者を解放せよ!
 デモには学生のグループも複数参加した。東京入管を2周し、被収容者を激励した。高層階では指笛や歓声が鳴り響く。施設内で被収容者が感謝を叫ぶ声がはっきりと聞こえた。多くの人が窓際で手を振っている。建物全体から被収容者たちが声を合わせるシュプレヒコールは凄い迫力だ。デモ終了後、牛久入管収容所問題を考える会の田中喜美子さんは「仮放免者が再収容されることがないように闘いぬこう」と述べた。
 同日、午後5時からは、茨城県の牛久入管(東日本入国管理センター)に近いJR牛久駅前でも行動が行われた。
 日本の労働者こそが闘いの先頭に立とう。

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