大地の響き 投稿コーナー
週刊『三里塚』02頁(1032号02面10)(2020/01/27)
大地の響き 投稿コーナー
初援農で野菜を収穫 東京 深田力
1月17~19日に三里塚現地に援農に行き、農作業を手伝わせていただきました(写真)。20年以上三里塚闘争に参加してきましたが、恥ずかしながら今回が初めての援農です。
援農作業は、三浦大根(通常スーパーで販売されている青首大根と違い、重さ約3㌔、長さ60㌢ほどの大ぶりのもの。市東孝雄さんいわく、おでんの具に最適とのこと)の収穫、白菜の収穫、玉ねぎの苗の移植、そして萩原富夫さん宅での産直の出荷です。
収穫作業も移植作業もまったく経験のない私は、手伝うどころかむしろ足手まといなのではないか、特に玉ねぎの苗の移植は、私が植え替えた苗のところだけちゃんと生育しないのではないかと不安になりましたが、現地闘争本部の同志の温かい援助で何とかやり終えることができました。
市東さんの畑での援農中、離着陸する各国各会社の飛行機が絶えずものすごい轟音を響かせていましたが、こうした現状に屈せずに反対同盟と現闘同志が半世紀以上も不屈に闘いを継続していることを心から尊敬します。そして、沖縄・福島と並び、「国策」に抗して改憲―戦争の道を実力で阻む拠点として、三里塚闘争に絶対に勝利しなければならないと決意しました。
現地でしか見えない、分からないことがあります。反対同盟と現闘同志の存在に触れ、交流させていただき、団結を深めることは重要だと思います。
とりわけ未来を担う青年・学生同志に三里塚闘争と援農作業への決起を訴えます。