オスプレイいらない! 木更津で県民大集会開く

週刊『三里塚』02頁(1029号02面03)(2019/12/09)


オスプレイいらない!
 木更津で県民大集会開く

(写真 パレードに参加する宮本麻子さん【左端 12月1日】)

 12月1日、千葉県木更津市の陸上自衛隊木更津駐屯地に隣接する吾妻公園で、実行委員会主催の「オスプレイ暫定配備反対 12・1県民大集会」が開かれた。この集会に反対同盟婦人行動隊の宮本麻子さんと三里塚現闘が参加した。
 防衛省は、地元の了解が得られれば来年3月から同駐屯地へのオスプレイの「暫定配備」を開始し、2021年度までに計17機を配備するとしている。木更津ではすでに沖縄・米軍普天間基地所属のオスプレイの整備も始まっており、暫定配備を許せば千葉県内はもちろんのこと首都圏をはじめ全国で訓練が行われることになる。
 集会には約2000人の労働者・住民が参加し、東京・横田や佐賀、沖縄でのオスプレイ反対闘争と連帯して「日本のどこにもオスプレイはいらない」と声を上げた。
 集会に先立っては、会場に集まってくる参加者に市東さんの農地を守る要望書への署名を呼びかけ、100人から協力を得ることができた。
 集会後に行われた木更津駅までのパレードでは、動労千葉や「改憲・戦争阻止!大行進千葉」の仲間とともに「暫定配備反対!」のシュプレヒコールでアピールし、沿道で手を振る住民との交歓が幾度となく行われた。
 パレード後には大行進千葉の総括集会が行われ、地元木更津の労働者や動労千葉・川崎昌浩書記長の発言に続いて、宮本麻子さんがあいさつ。「53年前から軍事空港建設反対で闘ってきました。オスプレイ配備に反対です」と表明し、12・14現地闘争&団結いも煮会への参加を呼びかけた。
(神部俊夫)
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