全学連三里塚現地行動隊日誌 市東農地決戦の先頭に立つ 天皇制粉砕を 10・22都心デモへ 全学連三里塚現地行動隊 二川 光

週刊『三里塚』02頁(1026号02面04)(2019/10/28)


全学連三里塚現地行動隊日誌
 市東農地決戦の先頭に立つ
 天皇制粉砕を
 10・22都心デモへ
 全学連三里塚現地行動隊 二川 光

(写真 京大当局の妨害をはねのけ演説する加藤一樹全学連書記長【10月3日】)


 9月はじめに台風15号が襲来し、10月にさらに台風19号が接近しました。今回現地にはそこまでの被害はないですが、関東圏では冠水や浸水被害が深刻になっています。東北地方でも宮城や福島で被害の全貌がみえないような状況です。自治体職員や様々な仕事を担っている労働者を減らすなど、民営化の結果でもたらされたのです。被災されたみなさんの一刻も早い復旧を願っています。
 全学連は、10月9日に東京都内で関西地区生コン支部弾圧に関する学習会を行いました。関生支部は1965年に大阪の5つの生コン工場で180人の組合員が企業の枠をこえて集まり作られた労働組合です。
 今回の弾圧の発端は、2018年の7月18日、滋賀県の中小事業者の逮捕です。その後8月9日に関生支部執行委員1名が初めて逮捕されます。8月28日に武建一委員長と副執行委員長、執行委員がどっと逮捕されました。この事件の罪名は「恐喝未遂」と「威力業務妨害」となっていますが、デタラメです。その手口は、中小事業者の組合でもある協同組合の役員をまず逮捕し、組合と共謀したという自白をとって、労働組合の正当な活動を弾圧するというものです。
 弾圧の凶暴さは学生運動でも同じです。京都大学当局は新たに3人の学生に対し、9月10日付で職員に抗議したことを理由とする「無期停学」処分を下しました。10月3日には、京都大学全学自治会同学会の主催で処分撤回を求める集会が行われました。
 安倍政権は職場や大学での弾圧に対し、声を上げることをやめさせようとしています。
 さらに今月22日には新天皇の「即位礼正殿の儀」によって「国民統合」としての天皇を前面に押し出し、首都圏に戒厳令体制をしていこうともくろんでいます。10月22日、全学連は「即位礼正殿の儀」粉砕の都心デモを行います。
 国家権力に屈せず53年、農地死守・実力闘争を貫く三里塚を手本にして職場やキャンパスで闘い抜き、11月3日の全国労働者集会へ攻め上ろう!

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◎10・22都心デモ
 10月22日(火)午前11時30分新橋・桜田公園集合
 12時デモ出発

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