ピンスポット 救援センターが50周年シンポ 完黙・非転向を軸に 改憲攻撃下の弾圧と闘う
週刊『三里塚』02頁(1026号01面05)(2019/10/28)
ピンスポット
救援センターが50周年シンポ
完黙・非転向を軸に
改憲攻撃下の弾圧と闘う
10月6日、救援連絡センター結成50周年記念シンポジウム「改憲攻撃下の弾圧といかに闘うか〜天皇代替わり・オリンピック情勢の中で」が都内で開かれた。(写真)
救援連絡センターは1969年3月、ベトナム反戦闘争の高揚に対する国家権力による大量逮捕の救援運動として発足。当時、日本共産党の国民救援会は「過激派は救援しない」と敵対した。
以来今日まで完全黙秘・非転向の闘いを支えてきた。改憲・戦争に突き進む安倍政権による関西地区生コン支部への大弾圧、天皇代替わり攻撃など治安弾圧との闘いが焦点化する中、救援連絡センターの存在意義はますます大きくなっている。
足立昌勝代表の開会あいさつのあと、内田博文九大名誉教授ら4人のパネリストによる発言・討論が活発に行われた。特別報告を、天皇代替わり攻撃と闘う「おわ天ネット」の新孝一さん、関西地区生コン支部の西山直洋執行委員、京大弾圧と闘い出獄した斎藤郁真前全学連委員長が行った。最後に、葉山岳夫代表弁護士があいさつし、弾圧の激化に抗して救援連絡センターは全力で闘い続けることを確認した。
(三里塚野戦病院 大熊寿年)