ピンスポット 高線量地帯に列車通すな 水戸で集会とデモ 東海第二原発再稼働阻止を

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週刊『三里塚』02頁(1025号01面04)(2019/10/14)


ピンスポット
 高線量地帯に列車通すな
 水戸で集会とデモ
 東海第二原発再稼働阻止を


 9月22日、「高線量地帯に向かって列車を走らせるな! 常磐線の全線開通は安全か?9・22水戸集会」に参加しました。(写真
 第1部のパネルディスカッションでは、茨城県から動労水戸の石井真一委員長、「ふくしまの子供達とつながる茨城保養の会」の医師が、福島県からは、ふくしま共同診療所院長の布施幸彦医師と、畜産農家の斎藤栄一さんが登壇しました。原発事故から8年が経ってもなお、放射性物質による被曝が強いられている現状がそれぞれから語られました。コーディネーターを務めた茨城県地域連帯労組の辻川あつ子委員長の「常磐線開通は許してはならない」とのまとめに、一同決意を新たにしました。
 第2部では各界からのアピールがなされ、東海第二原発の再稼働反対の運動を大きく盛り上げていく必要があることを実感しました。茨城県内から参加された3人の女性は、希望の牧場の吉沢正巳さんの訴えに「涙が出た」と、また動労水戸の高野康雄副委員長、照沼靖功さん、木村郁夫書記長の発言が「とてもわかりやすかった」と感想を語りあっていました。集会後、水戸市内をデモしました。
(土屋栄作)

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