星野さん必ず取り戻す 「仮釈放不許可」許すな

週刊『三里塚』02頁(1013号02面03)(2019/04/08)


星野さん必ず取り戻す
 「仮釈放不許可」許すな


 4月1日、徳島刑務所当局は星野文昭さん本人に対して、「仮釈放をしない」との四国地方更生保護委員会の判断を通告した。満腔の怒りで徹底弾劾する。
 星野さんは、71年沖縄のペテン的返還に対する渋谷デモのリーダーとして、殺人罪をでっち上げられ現在無期懲役で服役している。
 ドイツでは終身刑でも15年過ぎたら出すことができるという運用をしているのに、星野さんは無期確定から31年。3月14日には国連人権理事会に44年の拘禁は「残虐な刑罰」と告発、全世界に向けて発信した。3月19日には、参議院議員会館で開かれた「無期刑の終身刑化を考える院内集会」に170人が集まり(写真)、古畑恒雄弁護士、糸数慶子参議院議員、大島九州男参議院議員らが発言し、星野解放の熱気が高まっていた。
 星野さんは昨年、「胃ケイレン」となり、十分な栄養を摂取できず、体重が激減している。必要な医療も受けられない。44年も拘禁され、現在72歳。こんな残虐な刑罰は絶対に許せない!
 星野さんは今回の仮釈放不許可にたじろぐことなく闘う決意を明らかにしている。星野解放を何が何でも実現しよう。

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